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人生を彩る就勝エッセイ

  • 第2回 「爪」と「靴」は要チェック

    「頑張ってんな~。」、「自分の就活時代を思い出すな~。」

    街で、電車で。緊張した面持ちでリクルートスーツを身に纏った就活生を見守る世間の目はいつだって好意的。

    (いや、基本的には好意的。就活生同士がたむろして学生ノリで居酒屋前で騒いでいる時は除きます、です。)

    何れにしても、就活生というのは本人が意識するとしないに関わらず目を引く存在なのだ。
    第二回目の今回は先端の重要性について。

    その日も私は自分のオフィスへ向かう途中の電車内で、リクルートスーツ姿の女子に目が引かれた。

    「初々しくてかわいいなぁ・・。」「お肌ピチピチのすべすべやん。」

    もはやお姉さん視点を通り越し、おじさん視点で目を細めているうちに駅に着き、

    私と同じ駅で彼女が先に降りて歩き出した。

    あれ?あれれ?あれれのれ?

    なんだろうこの好感度が急に下がった感じは。なんだろう、この好感度を邪魔する何かは。

    間近で顔を見ていた時はあんなに好感度が高く清潔感があったはずなのに、彼女の全身が見えた途端になんだか違和感。

    それは“ダラシナイ”に近いような印象。

    こんなツルスベの彼女からなぜそれが醸し出されるのだろうか。

    スーツが汚れているわけでもない。

    着崩れてシャツの裾が出ているわけでもない。

    靴がへたっているわけでもないし・・・・ん?靴か!靴のせいだったのか。

    彼女が履いていたのは黒のパンプス。足首の部分をアンクルというが、この部分に固定するためのストラップがついたタイプのアンクルストラップパンプス。それを就活で履くこと自体は問題ありません。

    彼女の問題は、パンプスを履くときに、ストラップを金具で留めた後、その先をループに通す、最後のひと手間を怠っていたということ。ストラップの先が足首に沿うことなく、ピンと外に飛び出ていたのです。

    たったそれだけのこと。だからこそ、“侮るなかれ、先端が発する印象”なのである。

    話は少しそれるが、教養、知性、自立した考えを持ち、シンプルシックな装いと、その生き方で日本人のみならずアメリカ、はたまた同じヨーロッパのイギリス人からもあこがれの対象として本や雑誌で注目されるフランス人女性たち。

    その装いは華美ではなく気合いは感じられないエフォートレスシック(肩肘を張らない、頑張りを感じさせない自然体のファッションのこと)。にも関わらず、あの凛とした艶やかさはどこから出るのだろうか。

    フランスでは、女性はみんな指先や足の爪、髪の毛の先端のケアにとても力をいれると聞いたことがある。理由は、人が全身を見た後真っ先にチェックするのが、その部分だから。

    女性の皆さんも身に覚えがないだろうか?友達以上、恋人未満の男子とデートに行った際にちらっと靴をチェック。こそっと腕時計をチェック。

    いくら彼の洋服がおしゃれでも、それだけでは飽き足らず、人は細かい部分から更なる情報を得ようとするものなのだ。

    男性の皆さんも身に覚えがないだろうか?かわいいな、と思っていた女子のネイルが中途半端に色が剥げているのを見てがっかりしたことが。

    面接に行く前に、皆さんが最終チェックすべきポイントは“先端”です!

    ・髪の先が跳ねていないか?(寝坊をイメージさせる要因)

    ・指先(爪)は清潔に整っているか?

    ・革靴の先端が擦れて色が剥げていないか?(清潔感を削ぐ要因)

    ・シャツの襟先がジャケットからツンと飛び出ていないか?

    ・ネクタイの剣先は腰ベルトの中心に位置する長さか?

    ・前のネクタイから後ろのネクタイが見えたりしていないか?

    せっかくかっこいいネイビースーツやブラックスーツを身に纏っても、最後の仕上げがなっていないと面接官に残念な印象を残してしまうので要注意。

    せっかく大部分が整っていても、ほんの先っぽへの意識を怠ったせいで「こいつは詰めが甘いに違いない」と思わせてしまうのです。

    “詰めが甘い”とは・・

    物事の最後の局面への対処が不適切で、せっかく成功しそうになっているものを台無しにしてしまう。(三省堂 大辞林)

    ひえ~。そりゃ、そんな人は採用したくないよね。

    2017年11月27日

    イメージコンサルタント 高野優梨

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PROFILE

高野優梨

高野優梨さん

大学卒業後、IT企業にて大手証券会社に対するシステム営業を約5年間担当。
顧客のナマの声を聞きだし案件受注に繋げる中で「外見や話し方によって相手の受け止め方は大きく異なる」ことを痛感する。2005年に有限会社グローバルスタイルを設立。個人向けイメージコンサルティング、パーソナルコーチング、企業向けファッション及びコミュニケーション研修を行う。著書に『働く女性はみんなキレイを手にできる』(日本語版、韓国語版)、『「なぜか好かれる人」になる36のルール』(中経出版)がある。

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