地域密着の生活情報サイト「まいぷれ」を尼崎、伊丹、宝塚で運営
「まいぷれ」は、全国に展開する「地元の暮らしをちょっと楽しくするオリジナル地域情報サイト」です。株式会社まいぷれwithYOUは、その阪神間のパートナー企業として、伊丹、尼崎、宝塚のポータルサイトを運営しています。掲載店は、現在約800件。 そのすべての店舗をスタッフが直接訪問し、店舗情報はもちろん、地域のイベントやサークル情報などの地域情報を発掘、「いたみん」「まいぷれ尼崎」「まいぷれ宝塚」といったポータルサイトで紹介しています。
地域グルメや店舗を紹介する情報サイトは多くありますが、「まいぷれ」の大きな特徴は、リアルな地域情報を紹介するに留まらず、「地域情報を活かして地域課題を解決する仕組み」を生み出していることです。「地域の想いと共感をどう事業化できるか」を大切に、伊丹・尼崎・宝塚エリアのお店や会社と関係性を築き、情報掲載をしています。地域のお店や人、商品・サービス、イベントの魅力を伝え、街を好きになる人が増えれば、地域の中に人・モノ・コトが集まり、アイデアが生まれ、街を元気にすることができると考えているのです。
地域情報をリソースに事業を考えるためには、まずはその地域の生活情報を網羅していることが前提です。そのために、私たちは「地域との関係性を築く」ことを大切にしています。実際に街を歩き、対面で打ち合わせをして、丁寧に取材をすると「寡黙な店主が作る絶品の卵焼き」や「昔からあるけど、入りにくい店の意外な名物」など、ネットで検索しても出てこないような情報を発掘することができます。街に溢れている情報に「まいぷれ」のフィルターを通すことで「地域の人が求めている情報」に光をあて、伝えたい。地域には、SNSから漏れている素敵な情報がたくさんあります。「まいぷれ」は、そんな情報が集結したメディアなのです。
地域情報をデータベースで保有し、2次利用することでビジネスにつなげる
「ソーシャルビジネス」は、地域や人と深く関わることから生まれます。
私たちは、地域情報ポータルサイト「まいぷれ」、地域通貨ポイント「まいぷれポイント」、「ふるさと納税業務受託運営」という3事業を展開していますが、「まいぷれポイント事業」と「ふるさと納税業務受託運営事業」は、地域情報ポータルサイト「まいぷれ」を通して地域に根付いている私たちだからこそ実現できた事業です。
例えば、「まいぷれポイント事業」は、「伊丹市の違法駐輪対策」という課題がスタートでした。伊丹市では、「駅周辺に違法駐輪している自転車をどのようにして近隣の市営駐輪場に誘導するか」が大きな課題となっていましたが、違法駐輪対策を徹底することは必ずしも周辺店舗の営業にとってよいことばかりではなく、店舗の協力を得にくいという問題もありました。
そこで私たちは、近隣の市営駐輪場に駐輪すれば「いたポ(伊丹版まいぷれポイント)」を10ポイント付与し、10円分として近隣の加盟店で使ってもらえる仕組みを考えたのです。駐輪場に駐輪することで街の安全と美化につながるだけでなく、10円分のポイントがもらえ、それを地域の店で使うことでさらに地域の経済の活性化にもつながる取り組みとして成果をあげました。
さらに、伊丹市ではこのポイント制度を違法駐輪の課題解決だけでなく、「健康ポイント」「福祉ポイント」と展開させ、行政のさまざまな課題を「地域ポイント」を運用することで地域課題の解決に導いています。
また、「ふるさと納税業務の受託運営」事業は、伊丹市のふるさと納税業務をアウトソーシング受託するというものですが、私たちは新規返礼品の開拓や返礼品事業者との調整、返礼品の魅力発信などを担当しています。この事業も、「まいぷれ」の地域開拓力や情報発信力により、ふるさと納税を地場産業の振興につなげ、地域活性化に寄与することをめざしています。
就活対策に!地域創生ビジネスをインターンシップで体験しよう
私たちのインターンシップでは、まいぷれ3事業の営業・編集、地域・商店街イベントの企画・運営、地域活性事業などを経験することができます。
期間は、春休みや夏休み中の短期から、週2、3回で半年といった長期まで、目的や都合に合わせて選ぶことができます。最初は、「まいぷれ」やソーシャルビジネスについてのレクチャーと社員同行からスタート。その後、社内で進行中のプロジェクトのひとつに入って「チームの一員」として業務に携わっていただきます。編集に興味のある人は、実際に街に出て取材をして記事を書き、営業を体験したい人は新規のお店を訪れてヒアリングをし「まいぷれ」掲載の提案をします。インターンシップ生のために用意された仕事ではなく一社会人として実際の仕事に入っていただくため、地域イベントの企画や運営、地域課題解決のための新事業など、その時々で何が起こるか、どんな仕事が発生するかわかりませんが、よりリアルな社会人体験ができると思います。
また、私たちの仕事は、店舗、地域団体、行政、企業などさまざまな立場の人と出会うので、多くの社会人の考え方に触れ、将来について考えるよい機会になるかもしれません。まいぷれの取材や地域イベントの企画や運営を通して、地域の人と信頼関係を築く大切さ、たくさんの人を巻き込みアイデアを形にすることの大変さなどを体感し、将来の仕事や就職活動に活かしていただきたいと思っています。
ソーシャルビジネスやメディア制作に興味がある人だけでなく、就活を始めたいけれど何からスタートしていいかわからない人、就活中にいろんな経験をしてみたい人、社会に出た時に通用するビジネスマナーを身につけたい人も、ぜひ「まいぷれ」のインターンシップに挑戦してください!
地域のお店を応援!新型コロナ対策企画をスタート!
新型コロナ感染症に伴う外出自粛や休業要請により、多くの飲食・サービス事業者等が苦境に立たされる中、クラウドファンディングを通じて市内店舗をまるごと支援する尼崎のお店まるごと応援プロジェクトを立ち上げました。市内事業者・尼崎商工会議所・尼崎商店連盟・尼崎地域産業活性化機構・あまがさき観光局等と協力し、オール尼崎体制で経営を支援する企画です。
尼崎のお店まるごと応援プロジェクト「あま咲きチケット」
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/sangyo/zigyousya/insyokuten/1021341.html
また、まいぷれのホームページ内では、尼崎市のテイクアウト・デリバリーができるお店を特集しています。
就活中のみなさんも大変な時期だと思います。緊急事態宣言が解除されたら、インターンシップで一緒に地域を盛り上げましょう。
外出自粛にもお役立ち 尼崎でテイクアウト・デリバリーできるお店
https://amagasaki.mypl.net/article/takeout_amagasaki

実際の業務では、取材や打ち合わせを通してお店の記事作成をしたり、地域のイベントのお手伝いに参加したり、地域との関わりがとても深い経験ができたと感じています。私自身、インターンに参加するまでは尼崎や伊丹にほとんど縁がありませんでしたが、今では何度でも通いたいお気に入りのお店ができ、町を歩いていると「あ、あのときの!」と、声をかけてくれる人がいて、第二の地元ができたような感覚です。
官民協働の事業を経験したり、環境や地域の問題解決に絡めた”地域活性”をビジネス視点で学べたことも、尼崎・伊丹に拠点を置く「まいぷれwithYOU」だからこその経験でした。
そして、もうひとつまいぷれで学んだのは、社会人としての基本。日々の業務のなかで、インターン生でも平等にビジネスマンとして接してくださり、社会人としての基本やできていないところはしっかり指導してくださいました。タスク管理や「報・連・相」など、できて当たり前だと思うことも実際に現場にいると疎かになっていたり…。業務を通して社会人としての自分を見つめ直せた4ヶ月間でした。
将来も、地域活性に関わりたいという思いは変わっていません。「まいぷれwithYOU」でのインターンを通して、自分が想像していた以上の地域活性の大変さ、面白さを様々な角度から学ぶことができ、これから自分がどうやって地域に関わっていけるかとてもワクワクしています。そしてなにより、社会に出る前に自分に足りないもの、強みや弱みを知ることができたのは大きな経験になりました。
地域活性に興味がある方や記事作成・営業に関心がある方はもちろん、「社会人としての基本を学びたい」「自分を見つめ直したい」という方にとっても圧倒的に成長できる場であると思います!