サイボウズ転職のための採用・求人情報、代表の青野慶久さんについてまとめました

こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

多くの企業で「働き方改革」が推進され始めたころ、サイボウズは新聞や駅ナカ広告で「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう。」というメッセージを発信しました。本当の働き方改革の意味を問うウィットに富んだ内容で話題になりましたね。

そんなサイボウズは「チームワークあふれる社会を創る」を理念に掲げ、1997年に創業してから今まで多くのグループウェアサービスを提供しています。そして利用者は600万名以上。そして日本一から世界一を目指して成長を続けています。企業で働く方なら、サイボウズの商品を実際に使ったことがあるという方がほとんどではないでしょうか。

今回の記事では、サイボウズの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。

サイボウズの要点

(コーポレートサイトより)

サイボウズの特徴

  • 「チームワークあふれる社会を創る」という理念を掲げ、チーム・コラボレーションを支援するツールを開発、提供している
  • ・創業当初から黒字経営を続け、9年目で東証一部に上場
  • ・中国、ベトナム、アメリカ、オーストラリアにも拠点を構え、グローバル市場へもサービスを販売
  • 2005年に28%だった離職率が、働き方を見直したことで2016年には4%以下に
  • 最長6年の育児・介護休暇制度や在宅勤務制度、子連れ出勤制度などワークライフバランスを配慮した制度があり、自由な働き方ができる
  • 2019年版日本における働きがいのある会社2位、人気企業ランキング2017(「DODA」調べ)にもランクイン

サイボウズの会社概要

社名 サイボウズ株式会社(英語表記:Cybozu, Inc.
所在地 〒103-6027 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27階
設立年月日 1997年8月8日
資本金 613百万円(2019年12月末時点)
代表者 代表取締役社長 青野 慶久(本名:西端 慶久)
役員
  • 取締役副社長 山田 理
  • 取締役 畑 慎也
  • 常勤監査役 田畑 正吾
  • 監査役 小川 義龍
  • 監査役 中川 雅文
事業内容

グループウェアの開発、販売、運用
チームワーク強化メソッドの開発、販売、提供

(コーポレートサイトより)

サイボウズの株価、時価総額、株主情報

サイボウズの商品・サービス

(kintoneサービスサイトより)

サイボウズは、チームワークを向上させるためのグループウェアを展開しています。

kintone

キントーンは、様々な業種の様々な仕事、人に合わせて、アプリケーションやコミュニケーションスペースを作ることができるサービスです。

ドキュメントファイルやエクセル、プレゼンテーションなど、ファイル管理で苦労している企業さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。kintoneでは、ばらばらになってしまいがちな情報を一つにまとめることができます。

また、同じ画面でSNSのようなコミュニケーションを取ることができ、時間や場所を気にせず仕事をできる環境を作り、さらに効率化することができます。

サイボウズOffice

中小企業シェアNo.1のグループウェアです。スケジュール管理やメール機能、ワークフロー、プロジェクト管理など、ビジネスに必要な機能がすべてそろっています。また情報システム部門の担当者など専任がいなくても、ユーザーやシステム管理の設定が簡単に行えるのが特徴です。

Garoon

中堅・大企業向けのグループウェアで、こちらもシェアNo.1。全社の情報共有を集客し、チームの力を最大限に高めることができます。会社の規模が大きくなることで必要になるロール機能やアクセス権の設定が組織や役割単位で可能です。

kintone

情報をまとめる機能とコミュニケーション機能を併せ持つクラウドサービスです。顧客管理や案件の進捗管理、問い合わせ管理などが見える化できるので、チームの意識がまとまりやすく業務の効率化にもつながります。

メールワイズ

チームでのメール対応を一元管理し、効率化することができるメール共有システムです。誰がメール対応するのかが不明瞭でお客様への返信に時間がかかったり、他のメンバーの対応状況が分からずに対応漏れや二重対応してしまったり、といった問題が解決されます。顧客管理やメールの一斉送信など、業務を効率化するための機能も備わっています。

サイボウズ代表取締役社長の青野慶久さんの経歴

(コーポレートサイトより)

青野さんは、愛媛県の出身でいらっしゃいます。結婚時に妻の姓となったので本名は「西端」だそうですが、仕事上は「青野」を使っているとのこと。

大阪大学を卒業後、松下電工に入社します。受託開発をしているうちに自分でパッケージソフトを作ってみたいと思うようになり、上司の高須賀氏と大学の後輩だった現取締役の畑氏の3人でサイボウズを創業。取締役副社長に就任。そして2005年に代表取締役社長に就任します。

社長就任のころに社内体制を見直し、最大6年間取得可能な育児休暇制度を設置。そして2010年には社長自身も2週間の育児休暇を取得したことで大きな注目を集めました。その後3回にわたり育児休暇を取得されているそうです。

総務省、厚労省、経産省、内閣府、内閣官房の働き方変革プロジェクトの外部アドバイザーやCSAJ(一般社団法人コンピュータソフトウェア協会)副会長なども歴任されています。

青野慶久さんの著書

青野慶久さんは、働き方やチームづくりに関する本をいくつか出版されています。一覧にしましたので、ぜひ興味のあるものは読んでみてくださいね。

『チームのことだけ、考えた。』
『会社というモンスターが、僕太一を不幸にしているのかもしれない。』
『わがままがチームを強くする』
『ちょいデキ!』

サイボウズの採用・求人情報

サイボウズの職種・求人

サイボウズではエンジニア職をメインに多岐に渡るポジションの募集がされています。場所も、東京、大阪、松山など、さらに海外と様々です。

  • ・Webエンジニア(kintone)
  • ・Webエンジニア(Garoon)
  • ・QAエンジニア
  • ・プロダクトマネージャー(kintone)
  • ・プロダクトマネージャー(Garoon)
  • ・UX/UI デザイナー(kintone)
  • ・フロントエンドエキスパート
  • ・モバイルエンジニア
  • ・生産性向上エンジニア
  • ・UX リサーチャー
  • ・日英翻訳担当(技術文書・UI翻訳)
  • ・テクニカルライター
  • ・システムコンサルタント
  • ・テクニカルスペシャリスト
  • ・ソリューションエンジニア
  • ・営業
  • ・営業販促担当
  • ・ビジネスプロダクトマネージャー
  • ・アシスタントプロダクトマネージャー
  • ・法人営業
  • ・プランナー
  • ・研究員
  • 財務経理担当
  • ・財務経理マネージャー
  • ・人事(労務)
  • ・通訳/翻訳担当(日英)

サイボウズの働く環境

平均年収・平均年齢

有価証券報告書によると、サイボウズの平均年収は584万円、平均年齢は34.6歳となっています。

労働環境

オープンワークによると、サイボウズの月間の平均残業時間は17.0時間程度とされています。多様な働き方の実現に向けて様々な制度の策定に力を入れている同社ならではの低い数字と言えるでしょう。

その制度というのは、最長6年間の育児・介護休暇制度や一人ひとりが「自身の働き方」を自由に宣言する働き方宣言制度、さらに在宅勤務制度や子連れ出勤制度といった制度があります。また退職しても最長6年間はサイボウズに戻れる育自分休暇制度や、他部署に体験入部できる大人の体験入部というかなり変わった制度も存在します。

そしてこれらの制度を活用しやすい雰囲気にするために、「理想への共感」、「多様な個性の尊重」や、「公明正大」「自立と議論」「ルールより目的」の文化を重んじるなど、働きやすい環境づくりに取り組んでいるそうです。

サイボウズに関する口コミまとめ

口コミサイトオープンワーク転職会議などに寄せられている口コミをまとめてご紹介します。

やりがいと成長

与えられる裁量権が大きいのでチャレンジができる、周りからの評価やフィードバックを定期的にもらえるので成長できるという好印象の意見が多く見られました。

また意見として多かったのが、他の職種を気軽に体験できたり他部署の勉強会に参加したりできるので、幅広い知識や考え方を身に付けることができたという点です。新たな学びができるだけでなく、今まで気付かなかった自分の適性も見つけることができるかもしれませんね。

待遇

サイボウズの評価の理想は、「個人の幸福度」 と 「チームの生産性」のバランスが取れていることとされています。なので社員は自分の希望条件やその優先順位を伝え、会社は社員の社外的価値と社内的価値で評価するそうです。客観的に納得のいく評価がされていると感じる方もいます。

働き方については、やはり制度面が整っているので仕事とプライベートのバランスを調整しやすいという意見がほとんどでした。他人と比べる人が少なく、多様性を認められる文化が根付いていることからも、働きやすい環境になっているようです。

人間関係

公明正大の文化が浸透しているので、立場に関係なく問題提起したり意見を言ったりすることができる、チームワークが良く役職を超えて仲がいいなどの意見が挙がっていました。企業理念や文化がしっかりと浸透し、社員がそれを実践できているというのは非常に素晴らしいことですね。

サイボウズ転職を考えるにあたって最後に

サイボウズへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。

今、サイボウズは日本一から世界一を目指して製品開発の国際化やグローバル市場への販売に力を入れています。これからも成長が期待できる会社です。

また働き方改革はこれからも多くの企業で課題となります。同社の製品がその後押しとなるだけでなく、本当に意味のある働き方改革を実践している会社としても注目され続けるでしょう。ワークライフバランスを保ちながらやりがいのある仕事をしたいと考えている方には、おすすめの企業です。

成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。

キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。