こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、LegalForceさんです。
リーガル(法律・法務)とテクノロジー(技術)を掛け合わせた造語“リーガルテック”という言葉を聞いたことがありますでしょうか。ビジネス界において、近年大いに注目を集めているジャンルのひとつです。
今回ご紹介するLegalForceは、リーガルテックサービスを提供する企業です。現在はAIを用いた契約書レビューSaaS「LegalForce」を提供しています。
2021年2月には、シリーズCラウンドで約30億円の大型資金調達を実施しています。WiLやジャフコグループ、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、DIMENSIONなどが第三者割当増資の引受先となっています。
LegalForceの代表である角田望さんの経歴をはじめ、会社が持つ特徴・商品やサービスなどの情報をまとめました。求人情報についても触れていきますので、是非参考にしてください。
目次
LegalForce転職の要点
LegalForceの特徴
・現在はAIを用いた契約書レビュー支援「LegalForce」の開発・運営を軸としている
・森・濱田松本法律事務所出身の弁護士である、角田望さんと小笠原匡隆さんによって共同創業された
・マネジメントポジションの登用にも積極的で女性責任者も多く活躍している
・一般的な福利厚生に加え、独自の学習補助も充実している
・2021年2月約30億円の資金調達を実施
LegalForceの会社概要
社名 | 株式会社LegalForce |
所在地 | 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1丁目1−6 NTT日比谷ビル8階 |
設立 | 2017年4月21日 |
株式公開市場 | 非上場 |
従業員数 | 82名(2021年2月27日現在) |
代表者 | 代表取締役CEO 角田 望 代表取締役共同創業者 小笠原 匡隆 |
役員 |
取締役COO 川戸 崇志 |
株主 |
DIMENSION |
事業内容 |
法律業務に関するソフトウェアの研究・開発・運営・保守 |
LegalForceの商品・サービス
LegalForce
「LegalForce」はAIを活用して契約書レビューを支援するSaaSです。AIによって、業務を効率化するだけでなく、見逃しなどのヒューマンエラーをへらすことも期待されています。
現在、導入企業は700社を超えています。サントリーホールディングス・三菱鉛筆株式会社等の大手企業をはじめ、法律事務所への導入が進んでいます。
また、契約書管理システム「Marshall」も大変好評を博しています。今後もリーガル領域を中心にサービスを展開していくと考えられます。
LegalForce代表の角田望さんの経歴
LegalForceの代表である、角田望さんの経歴を紹介します。
角田さんは京都大学・京都大学院ご出身でいらっしゃいます。2010年に司法試験に合格、2011年に弁護士登録を行って第2東京弁護士会に所属することとなりました。
2013年には、4大法律事務所のひとつである森・濱田松本法律事務所へ入所します。さまざまな経験を重ねていくなかでも、M&A案件を得意としていたそうです。
そして、2017年に同僚であった小笠原匡隆さんと共に法律事務所ZeLoを開設しました。そして、リーガルサービスの変革を理念に掲げる法律事務所ZeLoと同時に、LegalForceも共同創業し、代表取締役CEOに就任されました。
LegalForce代表取締役共同創業者の小笠原 匡隆さんの経歴
共同創業者の小笠原さんは、早稲田大学法学部・東京大学法科大学院のご出身でいらっしゃいます。早稲田大学は3年時に飛び級卒業、法科大学院ではmagna cum laude(特別成績優秀賞)を受賞されて卒業されています。学生時代から非常に優秀な方だったようです。
ご卒業後は、角田さんと同じく、森・濱田松本法律事務所で経験を積まれます。M&Aやインターネット領域の案件も多くご担当されています。
そして、2017年に株式会社LegalForce/法律事務所ZeLo・外国法共同事業を共同創業されました。
現在は、日本ブロックチェーン協会のリーガルアドバイザーとしてもご活躍されています。
LegalForceの採用・求人情報
LegalForceの職種・求人
・エンジニア/デザイナー(セキュリティエンジニア等)
・ビジネス(フィールドセールス等)
・法務プロフェッショナル(法務コンテンツ開発等)
・管理(採用責任者候補等)
LegalForceの働く環境
平均年収・平均年齢
非上場企業のため、公式な情報は公開されていません。
コーポレートサイトのの求人情報を確認したところ、エンジニア職は年収500万~1,000万円、法務プロフェッショナル職は年収350万~600万円が給与の目安となっていました。また、平均年齢は28歳(2021年2月27日現在)です。
LegalForceに関する口コミまとめ
やりがいと成長
語学学習補助、専門分野学習補助を設けています。社員の成長を促す環境作りを大切にしていて、モチベーションを保てるように配慮した仕組みをつくってる点もポイントです。
働く環境・待遇
年功序列ではなく、職能給制度を採用しています。年2回の評価があるため、それに応じて昇格・昇給チャンスがあります。実力・結果が伴えば、社内での大幅な飛躍の可能性もあります。
LegalForce転職を考えるにあたって最後に
LegalForce転職を考えるにあたって、さまざまな留意点をお伝えしました。
業績も大きく伸びていて、認知度もあがってきている注目のスタートアップ企業です。バックオフィス領域のDXはかなり盛り上がってきていますね。
リーガル領域のDXを実現するLegalForceの今後の展開に注目です。ビジョンや事業に共感した方、成長中のスタートアップで活躍したい方はぜひ転職を検討してみてください。
成長産業への転職を支援した実績は多数あります。ぜひお気軽にご相談ください!
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。