スタートバーン転職のための採用・求人情報、代表の施井泰平さんについてまとめました

こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

今回のスタートアップまとめは、スタートバーンさんです。

スタートバーンは世界中のアーティストそしてアートに関わる全ての人が必要とする技術を提供することで、より豊かな社会の実現を目指す2014年創業のベンチャー企業です。

最近、大変注目を集めている「アート×ブロックチェーン」の領域で事業を展開されています。アート作品の流通・評価のインフラサービスをメインに、アートマーケットにおける課題の解決に取り組んでいます。

直近では集英社が新たに展開するマンガアートの販売サービス「SMAH」に、ICタグ付きブロックチェーン証明書発行サービス「Startbahn Cert.」の導入が決定するなど注目を集めています。

今回の記事では、スタートバーンの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。

スタートバーン転職の要点

(コーポレートサイトより)

スタートバーンの特徴

・「アート×テクノロジー」を理念に掲げ、アート領域でのブロックチェーン活用に取り組むベンチャー企業
・2018年7月には1億円、2019年には3月にシリーズA調達ラウンドとして3.1億円と4月に追加調達を実施
・2019年10月に
アート流通・評価のための共通インフラ「Art Blockchain Network」(仮称)の全貌を示すホワイトペーパーを世界に公開し、2020年3月に正式名称「Startrail」として本格稼働
・同じく2020年3月にStartrailブロックチェーン証明書とICタグをセットで提供するサービス「Startbahn Cert.」のベータ版をローンチ

スタートバーンの会社概要

社名 スタートバーン株式会社(英語表記:Startbahn, Inc.)
所在地 〒113-8485 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟 255
設立年月日 2014年3月26日
資本金 2億3853万円
代表者 代表取締役CEO 施井 泰平
役員 取締役CTO 中村 智浩
取締役 中野 善壽
執行役員 能登 兵衛
執行役員 太田 圭亮
社外取締役 郷治 友孝
社外取締役 片山 龍太郎
社外取締役 塩野入 弥生
監査役 水野 祐
事業内容 ・【インフラ事業】アートのためのブロックチェーンインフラ「Startrail」の構築
・【自社事業】ウェブサービス「Startbahn Cert.」の開発
・【共同事業】他社との共同事業・開発

(コーポレートサイトより)

スタートバーンの商品・サービス

(コーポレートサイトより)

アートの流通・評価のためのインフラ「Startrail」

アート作品の価値や評価は、これまでの所有や展示の来歴によって左右されていました。また、情報を管理しているのは脆弱な紙の証明書なので、情報漏洩や改ざんのリスクが常に付きまとっていました。このアートマーケットにおける課題を解決するのがブロックチェーンネットワークの「Startrail」です。

Startrailに作品を登録することで、アート作品が売買、贈与、展示、そして保管、修復された情報が自動で記録されるようになり、情報の真正性が担保されます。

さらにStartrail登録証では、アーティストが作品の流通や取引に関するルールを自ら設定することができるので、アーティスト自身が作品を手放した後もどこかで作品が流通する度に還元金を自動で獲得することも可能になります。

ICタグ付きブロックチェーン証明書「Startbahn Cert.」

Startrail上に登録された情報と作品をICタグで紐づけて管理するためのブロックチェーン証明書「Cert.」の発行サービスです。ICタグを読み取るだけで、デジタル上で簡単に作品情報を閲覧したり管理したりできるようになります。

ICタグのデザインは、事業者名やロゴなどを記載して独自にカスタマイズすることができるそうです。ギャラリーや画廊、美術系学校や作品証明書発行団体などの事業者がそれぞれ独自のブランドとして販売・提供することで、さらなる価値を生み出します。

スタートバーン代表取締役CEOの施井泰平さんの経歴

(コーポレートサイトより)

施井さんは、1977年東京都の出身でいらっしゃいます。

父親の仕事の関係で4歳からの幼少期をアメリカで過ごし、小学4年生の時に帰国したそうです。子供の頃から絵を描くことが好きで、将来はアーティストを目指していたという施井さん。

両親の反対もあり高校は普通の学校に進みますが、2年生の時にはアメリカに留学しさらにアートへの思いが募ったことで、帰国後は美術大学の油絵科に入学します。

2001年に大学を卒業してからは情報社会を象徴するアーティストになろうと考え、フリーランスエンジニアなどをしながら現代美術家として活動。

テクノロジーを活用したアート業界のインフラそのものを作ろうと、2006年ごろからスタートバーンを構想していたそうです。そこで起業に必要な環境を求めて、2013年に東京大学大学院に入学し、翌2014年にスタートバーンを創業します。

スタートバーンの採用・求人情報

スタートバーンの職種・求人

・事業責任者
・新規事業担当
・海外事業責任者
・プロジェクトマネージャー
・UI/UXデザイナー
・フロントエンドエンジニア
・バックエンドエンジニア
・インフラエンジニア
・管理部マネージャー
・オペレーションCS マネージャー

    スタートバーンの働く環境

    平均年収・平均年齢

    スタートバーンは非上場企業のため残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。

    労働環境

    介護休業制度や産休育休制度が整っており、男性社員でも6ヶ月の育休取得実績があるそうです。フレックスタイム勤務制度や在宅勤務手当支給など、働きやすい環境も整備されています。地方からだけでなく、海外からリモートで働いている従業員もいるそうです。

    その他の福利厚生は以下の通りです。

    ・書籍購入支援制度
    ・セミナー・イベント参加補助制度
    ・リファラル(社員紹介)制度
    ・採用会食費用補助
    ・福利厚生費(親睦費、食事費)

    スタートバーン転職を考えるにあたって最後に

    スタートバーンへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。

    世界ではすでにアート界隈でもブロックチェーンが注目されており、多くのスタートアップがブロックチェーン技術を活用してアート領域における課題解決に取り組んでいるそうです。日本発となるスタートバーンももちろん世界に向けたサービス展開を進めており、今後グローバルに活躍していくことは容易に想像できます。

    公共性の高いアート領域とブロックチェーン技術の融合によってアート業界全体の活性化をミッションとしているスタートバーンに興味がある方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。

    成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。

    キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。