こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、Stake Technologiesさんです。
ブロックチェーンの開発事業を中心に展開するテクノロジー企業で、WEB3.0構築の実現化を目指していることで有名です。ブロックチェーン技術と経済学の知見を応用し、独自の視点から数々のサービス開発を手掛けています。
2020年4月にはイギリスに本社を構えるパリティテクノロジーズより、サブストレートデリバリーパートナーに認定されました。他にも日本初の称号を多く獲得していることから、世界的にも注目を集めているそうです。
今回の記事では、Stake Technologiesの求人にご関心をお持ちの方へ向けて、会社やサービスの特徴・転職する際の留意点などをお伝えしていきます。
目次
Stake Technologies転職の要点
Stake Technologiesの特徴
・ブロックチェーンなどの最先端技術を用いて、未来のテクノロジーに変革を起こすことを目標に掲げている
・積極的にオープンソースプロジェクトへ参加していることから、世界的にも企業の認知度をあげている
・2020年9月には、ビットポイントジャパンと共に独自ブロックチェーン基盤の開発をスタートさせた
・WEB3.0構築の実現化を目指し、今後も多くの企業と連携を図っていく姿勢を見せている
Stake Technologiesの会社概要
社名 | Stake Technologies株式会社 |
所在地 |
〒107-0062 東京都港区南⻘山3-1-30 エイベックスビル コワーキングスペース「avex EYE」内 |
設立 | 2019年1月 |
資本金 | 1,100万円 |
代表者 |
代表取締役CEO 渡辺創太 |
役員 |
CTO/共同創業者 山下琢巳 |
事業内容 | ブロックチェーンのプロトコル開発・コンサルティング事業 |
Stake Technologiesの商品・サービス
Plasm Network
異なるブロックチェーン同士を接続する“Polkadot”を搭載しています。接続予定のLayer2スケーラビリティソリューションを実装することができる、パブリックブロックチェーンです。
Plasm Networkは、困難といわれていた「トランザクションの高速処理」も得意としています。
2020年8月には分散オラクルを提供する企業「チェーンリンク」との技術的連携を発表しました。これによってPlasm Network上での外部データのやり取りが可能となりました。
今後は決済・IoT・ゲームなどの場面での活用も期待されているようです。
SESP
企業ニーズに合わせてブロックチェーン導入・開発を支援する“SESP”についても、注目を集めています。
世界的なブロックチェーン開発企業である「Parity Technologies社」を中心に、“Substrate”というオープンソースプロジェクトを行っています。
Substrateは、周辺開発ツールが豊富・安全な実装ができる等の多くのメリットを備えたブロックチェーンの1種です。このSubstrateを主に用いることで、ビジネスにおける運用の流れを一貫サポートするプログラム“SESP”が生み出されました。
ブロックチェーンによる社会実装を加速する可能性も秘めており、メディアでも多く話題にあがっています。
Stake Technologiesの代表 渡辺創太さんの経歴
渡辺さんは、慶應義塾大学経済学部をご卒業されています。AIに関心があった渡辺さんは、在学中にソフトバンクロボティクスでインターンをされていたそうです。
偶然目にした“WIREDのブロックチェーン特集”に心惹かれ、同事業への憧れを抱くようになったといいます。そして、未来を切り拓く可能性を秘めたブロックチェーンと、自分の実現したいと思い描くビジョンがマッチすると気付いたといいます。
その後は、インド・ロシア・中国・アメリカにてインターンシップ活動を行いました。最終的にシリコンバレーへの渡航を決意され、2018年にシリコンバレーのブロックチェーンスタートアップ企業であるChronicledへと就職する流れとなりました。
それによって、渡辺さんは海外でのブロックチェーン事業の状況を知り、最新鋭の技術を習得することができたのでしょう。
そして、Chronicledを退職し、日本に帰国した渡辺さんは東京大学大学院ブロックチェーンイノベーション寄付講座の共同研究員となります。それらを経て、CTO/共同創業者の山下琢巳さんと共にStake Technologiesを創業することになったそうです。
Stake Technologiesの採用・求人情報
Stake Technologiesの職種・求人
・Lead Software Engineer
・Software Engineer
・Front End Software Engineer
現在は、シンガポールでのリモート勤務のみ採用活動を行っているようです。
Stake Technologiesの働く環境
平均年収・平均年齢
Stake Technologiesは非上場企業のため、残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。
労働環境
Stake Technologiesは少数精鋭のスタイルを重視していて、現在の従業員数は10名前後のようです。
進化が加速しているブロックチェーンの技術に対して、常に最新情報をインプットする姿勢は特に重要だと思われます。
福利厚生などの労働環境についても、詳細は公開されていません。2019年創業のスタートアップ企業であるため、これから更に整備が進んでいくでしょう。
Stake Technologies転職を考えるにあたって最後に
Stake Technologiesへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
公にはされていないものの、Stake Technologiesには有名な投資家によって多くのサポートを受けている状況のようです。代表の渡辺さんをはじめとして、人柄・スキルなどを含めて信頼を勝ち取っている証拠なのでしょう。
エンジニアの育成にも力を入れたいと公言もされていることもあり、今後は新人へのフォロー体制も整っていくのかもしれません。ブロックチェーン開発に尽力したい方にとって、Stake Technologiesは成長できるチャンスに恵まれやすい環境といえますね。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。